キシリトール製品の選び方
Q50 最近良く聞く特定保健用食品とは?
A.その商品の効果が科学的に評価され「健康にどのように有効であるかを表示してもよい」と厚生労働省が認可した食品です。認可された食品の外装には「特定保健用食品のマーク」と「食品の持っている効果」が表示されています。「むし歯になりにくい食品」が歯科の場合にあてはまりますが、ほかにも「おなかの調子をととのえる」「ミネラルの吸収を助ける」「血圧の調節」など多方面にわたっています。
Q51 キシリトールガムに追加されている「+2」「ハイドロキシアパタイト」「CPP-ACP」にはどんな効果があるの?
A. +2とはリン酸カルシウムとフノラン、ハイドロキシアパタイトはエナメル質の主成分、CPP-ACPは牛乳由来成分のこと。これらはカルシウム(Ca)とリン(P)でできており、基本的には同じものです。キシリトールの持つ再石灰化効果を助ける効果があります。
Q52 キシリトール製品に選び方はあるの?
A. その製品に使用されている甘味料の50%以上がキシリトールである、または、その製品の総重量のほとんどがキシリトールで占められているかが大切です。(虫歯予防のために使われる場合はキシリトール100%のものを使用して下さい。)
キシリトール製品の選び方
見方① 歯科専用かどうか
歯科専用のキシリトールガムは甘味料にキシリトールを100%使っています。むし歯の原因となる成分は入っていないのでおススメです。
見方② 含有量が書いてあるか探す。
見方③ 含有量が書かれていない場合 栄養成分表示をみれば計算できます。
キシリトールの量が炭水化物に近いほど、キシリトールを含む割合が高いのです。
* 表示は炭水化物としてあるものと、糖質と書いてあるものもあります。
Q53 歯に安心なお菓子の選び方は?
A. ダラダラとお砂糖を含むお菓子を食べ続けるのは、むし歯の危険信号。でもやっぱりやめられないという人に、歯に安心なお菓子選びのこつをご紹介します。商品によっては「歯にやさしい」等と表示していても、お砂糖が含まれている場合もあるので、栄養成分表示を見て糖類や砂糖の使用が0gであることを確認して選ぶようにしましょう。
歯に安心なお菓子の選び方
見方①マークを頼りに選ぼう
「特定保険用食品のマーク」のあるものを選ぶと良いでしょう。許可マークだけではなく、歯の健康維持についての表示も確かめましょう。
見方②表示を頼りに選びましょう
「シュガーレス」「ノンシュガー」「無糖」、このように「無」「ノン」「ゼロ」などの表示は酸を出す糖質の含有量が0.5%未満のものだけがつけて良い表示です。むし歯になる可能性は、ほとんどないといえます。栄養成分表示の「糖質0g」も確認しましょう。
「キシリトール」って何?
キシリトールはむし歯にならない甘味料の中でも、特にすぐれたむし歯予防効果があります。甘いものすべてをひかえるのではなく、甘いけれど、むし歯予防の強い見方として使うことで、予防はもっと楽しくなるのです。
キシリトールについてご注意いただきたいこと
キシリトールは人の体の中でもつくられている成分でWHO(世界保健機構)でも安全性は高く評価されています。
キシリトールを使っているガムやキャンディーでも、その他の材料に砂糖や水あめなどが使われていれば、むし歯の原因になってしまいます。ですから、キシリトール製品の上手な選び方や食べ方をお話し、患者さんにとってつづけやすい方法を選んでもらうとよいでしょう。



